カイリー・ミノーグ(Kylie Ann Minogue 1968年5月28日 – )は、オーストラリア・ビクトリア州メルボルン生まれのシンガーソングライター、女優。
1987年、19歳という若さで音楽シーンに登場し、チャート上位の常連として数々のアワードを受賞するだけでなく、ファッション・アイコン、デザイナー、起業家、女優、慈善家としての顔を持つカイリー・ミノーグ。1988年発売のデビュー・アルバム『ラッキー・ラヴ』が1位を記録し、UKでのセールスが200万枚を超えた初めての女性ソロ・アーティストとなり、記録的な数字を残す。
2000年、シドニー・オリンピック閉会式でパフォーマンスを披露。
2001年、アルバム『フィーヴァー』からのシングル「熱く胸を焦がして(Can’t Get You Out of My Head)」が全米シングル・チャートで7位にランクイン、アメリカでプラチナム・ディスクとして認定され、『フィーヴァー』からの4thシングル「カム・イントゥ・マイ・ワールド」は2009年のグラミー賞において「ベスト・ダンス・レコーディング賞」を受賞、その他4部門においてもノミネートされる。
そして、グラミー賞のみならず、ブリット・アワード、MTVビデオ・ミュージック・アワード、MTVムービー・アワードなど、数え切れないほどの賞をアメリカに限らず世界中で受賞し、2011年には、これまでの音楽業界での功績を讃えられ、オーストラリア・レコード産業協会(ARIA)の殿堂入り。
音楽業界で素晴らしい功績を残してきたカイリーは、映画、ファッション、美容の分野へと進出。映画『ストリート・ファイター』『ムーラン・ルージュ』などに出演。これまでに8つの香水をプロデュースし、ライフスタイル・ブランド「Kylie at Home」を立ち上げキャンドルやタオル、食器などをプロデュースし、起業家としても活動の場を広げている。
2013年、ジェイ・Zの「ロック・ネイション」とマネージメント契約を交わし、世界中で新たな嵐を巻き起こすため、新たな挑戦を続けている。