竹内 智香選手、銀メダルおめでとう!
ミュージシャンではないけど、業界を超えて、ロック魂いっぱいの彼女を讃えます。
オリンピック4度目の挑戦だが、その道のりはフロンティア精神の賜物。
スノーボードパラレル大回転が、五輪に採用された2002年ソルトレーク五輪に高校生で代表入り。9位だった06年トリノ五輪の後、日本を飛び出した。
「強化に力を入れてくれない日本の環境に納得できなかった」。 オリンピックで勝つには、世界トップレベルのチームでの練習を学ぶ必要があると考え、強豪国のスイス代表コーチに一緒に練習できるよう直訴。3度目に実現。
当初一ヶ月のみの帯同が許可されていたが、スイスチームから「ドイツ語を話せなければ、これ以上は帯同させられない」との言葉に彼女は短期間でドイツ語をマスターし、チームに残りトップレベルのトレーニングで実力をつける。
スイスチームでは “自立”と”生きる力” を学び、コーチのFelixとの出会いで “頼ること、歩み寄ること” の大切さを学び、そして何よりも レースに向かう姿勢、勝ちに行く為に大切なことを学んだ。
Felixがよく言う言葉は「4年に1度の舞台 そこで勝てる人は “100000%以上の思いで、そこに準備した人間” ”そしてその選手を10000%以上の思いで 勝たせてあげたいと思う、サポーターを一人でも多くいる選手”
彼女はブログで、このオリンピックのことを「テスト日」と書いて、覚悟を綴っている。
このテストには
消しゴムが使えない。
出される課題10本(PGS)+10本(PSL)。
1ページ1ページに
ストーリーを仕上げてきたい。
100点満点のための準備ではなく
テスト範囲以上の事を学び
いつでも全ての課題に
どんな角度からでも
答えられる準備をしてきました。
だから今は、
そのテストを受けられることが
心から楽しみです。
素晴らしいスタッフとチーム
応援して下さる皆様、
スポンサーの皆様と
喜びを共有できる形で
終えられるように
行ってきます^^
智香
●このプロモーション動画の中のスイスチームのコーチFelixも「メダルを取れる」と太鼓判を押していますが、オリンピックの前に、竹内智香選手に「日本に戻れ、そしてプレッシャーを受けろ」とアドバイスしたそうです。彼女を受け入れたスイスチームも度量が広いですね。