あの頃、僕らはハートを突き抜ける音楽に出会った。

Christmas Song – Gilbert O’Sullivan クリスマス・ソング – ギルバート・オサリバン

「Christmas Song」は、1974年に「アローン・アゲイン」のヒットで有名なシンガーソングライター、ギルバート・オサリバンがリリースしたクリスマス・ソング。

"I'm not dreaming of a white Christmas"(ぼくは「ホワイト・クリスマス」を夢見ない)
という歌い出しで始まるこの曲は、親しみやすいメロディラインで2分45秒で終わる短めな曲です。

しかし、ギルバートは「ぼくが夢見るのは、その日一日が平和な世界であってくれることだけ」という、世界の平和への願いを歌詩に込めています。
当時「ベトナム戦争」はクリスマス休戦の約束さえ守られないほど泥沼化していていました。

その無益な戦いを繰り返す悲惨な世界に対し、
To those of you who live in fear
(不安に怯えながら暮らしている、あなたたちに贈ろう)

And let us hope that very soon
(そしてそれがすぐに訪れるように私たちは願っている)

The peace you seek will then resume
(あなた方が求める平和が再び訪れるように)

そして、子どもたちの可愛いコーラスが一層その願いを強調している名曲です。

ギルバート・オサリバン(Gilbert O'Sullivan)
ギルバート・オサリバン(Gilbert O’Sullivan)は、アイルランド出身の歌手、シンガーソングライター。

1946年、アイルランドのウォーターフォード生まれ。71年『ヒムセルフ~ギルバート・オサリバンの肖像』(Himself) でアルバム・デビュー。

72年に発表したシングル「アローン・アゲイン(Alone Again – Naturally)」が全米6週連続1位(この年の米年間チャートでも2位)、全英3位を記録する世界的ヒットとなり、同年グラミー賞にノミネートされ、一躍トップ・アーティストの仲間入りを果たす。

同時期に発売されたアルバム『バック・トゥ・フロント』も全英で№1を獲得し、その後「ゲット・ダウン」 (Get Down)や「クレア」(Clair)などをはじめ、欧米と日本を中心に1970年代前半に、次々とヒットを連発した。

1980年代は音楽業界から長らく遠ざかっていたが、1990年代のはじめごろからは音楽シーンに復帰し、近年はイギリスの小島、ジャージー島で創作活動に続けている。

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