ギルバート・オサリバン(Gilbert O’Sullivan)は、アイルランド出身の歌手、シンガーソングライター。
1946年、アイルランドのウォーターフォード生まれ。71年『ヒムセルフ~ギルバート・オサリバンの肖像』(Himself) でアルバム・デビュー。
72年に発表したシングル「アローン・アゲイン(Alone Again – Naturally)」が全米6週連続1位(この年の米年間チャートでも2位)、全英3位を記録する世界的ヒットとなり、同年グラミー賞にノミネートされ、一躍トップ・アーティストの仲間入りを果たす。
同時期に発売されたアルバム『バック・トゥ・フロント』も全英で№1を獲得し、その後「ゲット・ダウン」 (Get Down)や「クレア」(Clair)などをはじめ、欧米と日本を中心に1970年代前半に、次々とヒットを連発した。
1980年代は音楽業界から長らく遠ざかっていたが、1990年代のはじめごろからは音楽シーンに復帰し、近年はイギリスの小島、ジャージー島で創作活動に続けている。