デレク・トラックスDerek Trucks, 1979年6月8日 – )は、アメリカ合衆国のギタリスト。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において2003年は第81位、2011年の改訂版では第16位。
(※Wikipediaより抜粋)
26歳にしてエリック・クラプトンに認められ、ウィリー・ネルソンをして「最高のギタリストの一人」と言わしめ、ジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテと並び「現代の3代ギタリストのうちの一人」とメディアに賞賛される。
世界屈指のスライドギターの名手。プレイの基本はブルースだが、ジャズやインド・アラブ音楽までも大胆に取り入れ、新しいテクニックとともに進化している天才ギタリストである。
オールマン・ブラザーズ・バンドのオリジナル・メンバーであるブッチ・トラックス(Dr.)の甥として生まれ、ギターを9歳から弾き始め、10代前半からオールマン・ブラザーズ・バンドのライブにもゲスト参加、15歳のときにデレク・トラックス・バンドを結成し、97年にデビューアルバム『デレク・トラックス・バンド』、98年にセカンドアルバム『アウト・オブ・ザ・マッドネス』をリリース。
1999年からはオールマン・ブラザーズ・バンド正式メンバーとして、ツイン・リードの一翼を担う。在籍しながらも自分のバンドの活動も行い、2002年にデレク・トラックス・バンドのサードアルバム『ジョイフル・ノイズ』をリリース。
2004年には、デレク・トラックス・バンドとして初来日。そして2006年、エリック・クラプトンにツアー・メンバーとして抜擢され、ワールドツアーおよび日本ツアーに参加。
2009年リリースの『オールレディ・フリー』がグラミー”最優秀コンテポラリー・ブルース・アルバム賞”を受賞するが、デレク・トラックス・バンドの活動休止宣言、2014年には「オールマン・ブラザーズ・バンドを脱退する。
現在は、妻でありブルース・シンガーであるスーザン・テデスキと「テデスキ・トラックス・バンド」を中心に活動している。
メイン・ギターはブソンSGスタンダードを愛用。スライドバーはデュアン・オールマンも使用していたコリシディン(風邪薬)のボトルを愛用。アンプはフェンダーのスーパーリバーブを使用していたが、ポール・リード・スミスのアンプに変更し、エフェクター類は使わず。チューニングはオープンEで、指弾きである。