デイヴ・クラーク・ファイヴ(The Dave Clark Five)は、ドラマーのデイヴ・クラークを中心に1963年デビューしたロンドン・トッテナム出身のバンド。ビートルズのライバルとされ、1960年代にブリティッシュ・インヴェイジョン勢力の先駆けとなるバンドとして活躍した。
「グラッド・オール・オーバー - Glad All Over」は、1963年11月15日にイギリスでリリースされ、 1964年1月、UKシングルチャートで第1位に輝き、ビートルズの「I Want to Hold Your Hand」を引きずり下ろした。4月にはアメリカのチャートでも6位まで駆け上がった。
テナーサックス、オルガンをフィーチャーした肉厚なサウンドスタイルで他のバンドとの差別化を図り、その音はリバプールサウンドに対抗してトッテナム・サウンドとも呼ばれ、本国イギリスよりもアメリカでの人気が高く「オーバー・アンド・オーバー - Over and Over」が1965年に全米TOP40を記録した。